清和会について
理事長挨拶
かのダライ・ラマは、「人はなぜ生きるのか」という究極の問いに対して、「人は幸せになるために生きるのです」と答えました。たとえ体に病を持っていても、その人が夢と希望を持って幸せを感じて生きることが出来れば、その人の人生は豊かなものになります。逆に体が健康であっても不平不満などの負の感情に飲み込まれ心が病んでいれば、幸せを感じながら生活することは難しいでしょう。このように心の問題は、目に見えないだけに看過されやすいものではありますが、人の「生きる」にとって、最も大切なものだろうと思います。
清和会は島根県で現存する最も古い精神医療機関として地域の方々の心の安寧に長年にわたって貢献してきました。清和会は、「自由・開放・科学」の理念が象徴するように、強い科学的根拠に基づいた医療を提供しながら、職員の自由な発想や企画を尊重し、精神疾患を経験した人が社会で認められ、活躍し、身も心も開放されることをゴールに置いた運営を行ってきました。
日本の医療・福祉は当然のことながら、国の定めた制度の下で運用されるものですが、職員が生き生きと、わくわくしながら仕事をするためには、患者さん中心の創造的治療・支援を常に作り出す必要があります。そしてそのような生き生きした職員の基で療養する患者さんは、将来に希望を持てる力強いリカバリーを実現できるのだろうと思います。これからも清和会は、新しい精神医療・福祉を創造し、世に問い、その発展をリードするために不断の努力を続けて参ります。
理事長 林 輝男
運営施設
社会医療法人 清和会は、島根県浜田市を拠点に、障がいのある方々が安心して暮らしていけるよう様々な支援をさせていただきます。
沿革
- 1933年 5月
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西川病院開設。院長 西川正勝
- 1952年 11月
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病院開設許可。( 18室38床)
- 1956年 11月
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法人組織に改組。初代理事長 西川正勝
- 1963年 2月
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鉄筋3階建病棟建築。(360床)
※旧管理棟 2012年3月解体 - 1965年 3月
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医療法人社団清和会に改組。理事長・院長 西川正勝
- 1968年 7月
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鉄筋3階建病棟建築。(460床)
- 1974年 12月
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院長交代。院長 内田又功
- 1978年 12月
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理事長交代。二代目理事長 西川正
- 1987年 11月
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病院開設35周年
- 1992年 3月
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精神科個室を備えた鉄筋3階建病棟建築
- 1995年 3月
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精神科作業療法および精神科デイケアセンター建築
- 2002年 4月
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精神科急性期治療病棟(全個室)と
一般閉鎖病棟2棟(個室率88%)からなる
鉄筋4階建病棟建築 - 2002 11月
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病院開設50周年
- 2004年 8月
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院長交代。院長 古賀五之
- 2009年 1月
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社会医療法人清和会へ名称変更。
- 2011年 12月
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外来・管理部門および病棟からなる
鉄筋4階建病棟建築(2号館 410床) - 2012年 8月
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理事長・院長交代。三代目理事長・院長 荒木正人
- 2012年 11月
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病院開設60周年
- 2019年 2月
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スーパー救急病棟(30床)開始
- 2021年 8月
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理事長・院長交代。四代目理事長 林 輝男
院長 松本貴久