S-ROT
◯ 在宅ケア
在宅支援(Seiwa Recovery-oriented Outreach Team(S-ROT))
S-ROTとは…
S-ROTは利用者が自分らしい充実した地域生活が送れるよう、その方のリカバリーの達成を目ざし、幅広い支援を提供する訪問支援チームです。
前身であるNACTは、重度の精神障害をもつ方々に対して平成16年4月に始まったACT(包括型地域生活支援プログラム)をモデルとしたチ-ムでした。
近年、在宅支援や就労支援など障害をもつ方へのサービスが充実し、訪問支援チーム単体による包括型支援よりも、他機関と協働して行う連携型支援が増えており、そのニーズの変化にあわせてチーム名をNACTからS-ROTに変更しました。
特徴
○ 24時間365日の体制でサービスを提供します。
○ 利用者の方が「生活している場」「地域・街」に直接訪問してサービスを提供します。
○ 精神障がいをもつ方々の幅広いニーズに対応します。
スタッフ
精神科医師、精神保健福祉士、看護師、作業療法士が利用者やご家族を支援します。
大切にしていること
1.リカバリーの達成を目標に利用者本位のリハビリテーションを行います。
2.利用者のできること、良い点(ストレングス)に注目します。
3.利用者の困りごとに寄り添います。
4.チーム内多職種および他の支援機関と情報を共有しながら利用者を支えます。
5.家族や関係者も支援します。
提供しているサービス
1.住居を探したり、家主との調整を図るなどの住居に関する支援
2.調理、交通機関の利用、近隣との関係など日常生活に関する支援
3.就労について、利用者の方の希望を実現するための支援
4.年金や生活保護の利用や金銭管理のアドバイスなどの経済的サービスに関する支援
5.地域の社会資源の利用やグループ活動への参加など、利用者を取り巻く社会的ネットワークとの関わりの回復と維持のための支援
6.利用者のご家族のための支援
7.病気に関すること、服薬に関することなど、病気を自己管理するための支援
8.危機状況時の介入や一時的な入院の間の支援
9.身体的健康に関する支援
☆利用者の状況に合わせて必要なサービスを提供します。
私たちの想い
重い精神の病を持っていても、人は地域で生活することができます。
人として尊重され、希望を持ち社会で生活し、自分の目標に向かって、挑戦しながらかけがえのない人生を歩むこと、それが「リカバリー」です。
私たちは利用者の自分らしい地域生活を支援することで、利用者の「リカバリー」のお手伝いができたらと思っています。