当院の治療方針
精神と身体の医療のベストを求めて
昭和8年たった一人の医師が島根で最初に開始した精神医療、現在は神経症レベルのストレス性障害から重度精神障害まで自院での迅速検査を駆使して、一般内科疾患から重度精神障害の合併症治療まで地域のニーズを先取りして、先駆的医療に果敢に挑戦します。
早期治療導入から適切な薬物療法と個別的なリハビリで薬物維持療法による社会復帰では満足せず、薬物なしの完全治癒をめざしています。
ハードからソフトまで、患者さんのために常にベストを求め続けます
当院は最新の医療機器を駆使した精確かつ迅速な検査・診断の確立をめざし、常に高度な医療体制の実現に力を注いできました。
オーダリングシステムの構築においても診療データを診察やカンファレンス、相談業務などあらゆる医療の現場に役立つシステムに構築し、成果を上げています。
今後も病棟の刷新、医療のレベルアップ、個別的な看護・リハビリの実践など、ハードとソフトの両面にわたって常にベストを求め続けていきます。
一人になれて、ひとりきりじゃないプライバシーとコミュニケーションが共存する治療環境
『個』を尊重しながら対話に溢れた治療環境を
プライバシーとアメニティをテーマに個室中心の病棟運営を進めて20年以上が経ち、「患者さんが安心して休養できる治療環境」が心の病の治癒を早めることはデータの上でも証明されました。
同時にわたしたちは患者さんと職員、患者さん同士のコミュニケーションや交流がもたらす「癒し」を治療の一環として重視してきました。
一般病棟はもとよりPICUのあるフロアにも明るい外光が注ぐデイルームを設けて、患者さんがグループでゆっくり談笑したりゲームなどを楽しんだりできる空間を多く配し、「個」を尊重しながら対話のある環境を大切にしています。
広い緑の敷地のなか人と人が出会い、温かなふれあいのある開かれた医療をめざして
自由で温もりのある病院づくりをめざして
芝庭や藤棚、あずまやが多く点在する敷地内では、患者さんたちが語り合う姿が見られ、院内外を患者さんが自由に行き来しています。そうした光景を四季折々の豊かな自然環境が優しく包み込んでいます。
一方、リハビリテーションの中核施設としてのOT・デイケア棟では、作業療法や精神科デイ・ケア、SSTなどのさまざまなプログラムが実施され、広々としたドーム型体育館は患者さんやデイ・ケアメンバーの生き生きとした活動の舞台となっています。
外来診療
盆休(8月15日)、
年末年始(12月29日〜1月3日)